皆様こんにちは、山中でございます。今日の西宮は暖かく、ようやく春の気配を感じます。まだ受験が
終わっていない受験生諸君と保護者様にとっては、本当の春の訪れが待ち遠しい。そんな気分ではな
いでしょうか。もうしばらく、顔晴りましょう。
さて私事ではありますが、2月28日未明。父が息をひきとりました。意識は既にない状態ながら、最後、
必死に呼吸をしている父に会うことができました。私たち家族の到着を待っていたかのように、2時間後、
安らかに永眠。
様々な父との想い出。こみ上げるものの、感傷に浸る余裕もなく長男としての役割を果たしてまいりまし
た。月曜日に葬儀が終わり、火曜日にはお役所と金融機関へ。年老いた母を連れて一日仕事。お寺さん
を訪ね、今後の段取りを決めて、ようやく今日戻ってまいりました。
帰省すれば、当たり前に両親が迎えてくれていた普通の光景。父が居なくなり、当たり前の日常のあり
がたみを、つくずく感じます。と同時に、『もっと優しい言葉をかけてあげればよかった!』私にしては珍し
く後悔の念。
いつも父が食事をしていた指定席。寂しく空席。私も寂しさを感じますが、これまで二人で暮らしてきた
母はそれ以上。『親孝行』父にしてあげられなかった分まで!と、亡き父に誓った次第です。
親は子供がいくつになっても、子供の事を心配してくれます。生徒諸君、親に心配かけてはいけません
よ。親ほどありがたい者はありません。産み育ててくれるだけで、親は神よりも偉いのです。感謝の言葉
を毎日親へ。届けてくださいね。