皆様こんにちは、山中でございます。早い部門で本日から、SSは明日より、私どもの
グループは秋の研修強化期間に入ります。よって、教室がしばらくお休みになります。
在籍教室により、休校日に差異がございます。教室へご確認ください。
 
さて、常々私が引用させていただく修身教授録。昭和の前半、天王寺師範学校で教
鞭をとられていた森信三先生の授業の記録。時が経ち、森信三先生没後の現在も、
多くの人に勇気を与え続ける名著であります。
 
『一生の基礎は15で決まる』と、森先生は修身教授録の中で述べておられます。私も
同感で、15までの何事も素直に吸収する年代までに、いかに自分の進む道について
考えられる基礎を築けるか。本当に大切です。
 
ですが、現在の教育制度の中で、その齢までに大切なことを伝えるのはかなり無理が
生じます。子供の評価はテストの点や合格する学校の偏差値で決められることが一般
的。親の務めも、少しでも上の学校へ合格させること。その結果、日本の大学は世界か
ら低い評価しか受けられなくなりました。
 
10年先、20年先の日本を思う時、新しい価値観の教育が必要だと痛切に感じています。
15歳までは、志を立てることに重きをおく。自分の進む道が明確ならば、自ら学ぶべきこ
とに集中してくれる筈。そんな塾を創りたい!そう思う昨今です。(笑)