皆様こんにちは、山中でございます。センター試験、中学受験を皮切りに本格的受験
シーズンがスタートします。寒波により天候が荒れることの多いセンター試験日。今年も
大寒波が訪れているようです。あらゆることに備えた準備をしてくださいね。
 
さて、受験に限らず、本番で脳力を発揮できない状態。例えば『あがり』緊張がある一定
水準を超えている状態。これに対して『さがり』緊張がある一定水準を下回る状態。と、パ
ターンはいろいろありますが、受験においては『あがり』の方が多いでしょう。
 
症状としては、暑くもないのに手に汗をかく。運動していないのに脈が早くなる。口が渇く。
止まっているのにドキドキが止まらない。目線が定まらない。等など。いわゆる過緊張の状
態。リラックスしよう。落ち着こうと思えば思うほどに緊張が高まってしまう。
 
そんな時は、思考よりも体(動作)からアプローチする。呼吸を通して自律神経にアプロー
チする。息を吸うことにより、交感神経が活発化。アクセル緊張を高める効果があります。
対して息を吐く。副交感神経が活性化。ブレーキの役目、リラックスさせる効果があります。
 
よって、試験会場で感じる自分の状態が『あがり』ならば、息を吐くことでさげることができ
ます。2種類の呼吸法を記しておきますので、いろいろ試しておいてくださいね。胸式呼吸
ではなく、腹式呼吸ですよ。あと、目は閉じる。吐くときは細く長くがポイントです。
 
SBT(スーパーブレイントレーニングより)
カームダウントレーニング
1、2秒息を吸い、4秒息を吐く
2、3秒息を吸い、6秒息を吐く
3、4秒息を吸い、8秒息を吐く
 
ドリカムヒーリング(より高い緊張状態の時に用いる)
1、息を吸いながら、良いものが身体に入るとイメージする。(2秒)
2、息を留めながら、良いものを身体に蓄えるとイメージする。(3秒)
3、息を吐きながら、悪いものが身体から出てくるとイメージする。(15秒)