皆様こんにちは、山中でございます。ここ最近に比べると、今日は比較的暖かく感じられますね。
全国的に晴れが多いとか。福井の教室は、雪かき作業が大変だったのではないでしょうか。雪
の後の凍結に、ご注意くださいね。
 
さて、寒さが厳しくなると、背中を丸くして過ごす人を多く見かけます。教室を見ていると、寒くな
くても一年中、背中が丸い生徒がいます。まるでおじいさん、おばあさんのように。そのような生徒
を観察していると、授業中にあくびを連発。なんてことが多いです。
 
親は我が子の幸せを強く願い、我が子が将来困らないようにと、教育を授けます。いろいろな習い
事がありますが、大きな比率を占めるのが、英数国理社などの教科指導。なんのために?少しでも
偏差値の高い学校を出ていれば、思い描く就職ができるから。
 
そう思う親が増え、また子供たちの評価も、俗に言われる学力重視。そんな風潮が長く続いた結果、
極端に言えば、「勉強さえできていれば、文句ないでしょ!」的に考え、そのように振る舞う子供たち
が増えたのも事実。
 
大切なことを忘れてはいないか。人としての根本の生活態度。どんなに優秀な頭脳を持っていても、
素晴らしいスキルを有していても。結局、その能力を活かす場を与えられなければ、力を発揮する
ことができないのです。誰かに選ばれなければ。
 
躾三原則。挨拶、返事、後始末。プラス立腰。ご家庭でも大切にしてくださいね。日ごろからの習慣
にできていれば、必ず誰かに選んでいただけます。テストの点なんかより、ずっとずっと大切なことだ
と私は思っています。今一度、立腰。ご家庭での声掛け。お願いいたします。