皆様こんにちは、山中でございます。今日の西宮は久しぶりの雨。新緑が
雨に洗われキラキラと輝く風景。そんな事に感動を覚える。齢を重ねると
こうなるんですかね~。我ながらビックリです!
 
さて、現代の成熟した社会を生きていると、「えっ?」「それ、おかしく
ない?」というような、自分の価値観と違う対応を取られ、疑問を感じる
場面に、よく出くわします。
 
お客としてサービスを受ける立場。一緒に仕事をしている仲間に対して。
子どもを預けている学校の先生の考え方。他多数。人によっては、その
一々に対して腹を立て、否定的な言葉を並べたてる。そんな理由で、いつ
も怒って他者批判をしてる人。結構いらっしゃいますよね。
 
確かに、お怒りの方の持たれている価値観が優れていることが多いのでし
ょう。が、いつも他者批判、環境批判をしていては、身体に良くないです。
自分の思い通りに他者や環境を変えることなど不可能だから。
 
そこで、修身教授録より、『批評知』
「批評ということは必ずしも悪いことではありません。否、批評知には、
一種独特の鋭さがあって、なかなか馬鹿にならぬものですが、ただいつ
までもその段階にとどまっていい気になっていますと、大馬鹿に陥る危
険が多いのです。つまり批評知そのものが悪いというわけではありません
が、同時にそのままいい気になっていたんでは、人間も真の成長はしない
わけです。」
 
私が肝に銘じている教えです。世の中、プラスとマイナスで成り立ってい
るのですからね。