皆様こんにちは、山中でございます。昨日は、高校進学説明会を開催
させていただきました。私は出席できなかったのですが、多くの皆様
にご参加いただきました。本当にありがとうございます。
さて、昨日の説明会にて、どれほど深く、新大学入試の危機感をご理
解いただけたのか。ご記入いただいたアンケートに目を通していると、
伝わりきらなかった方もいらっしゃるようです。
既に報道で伝えられているとおり、今年の大学入試は過去にない異常
事態がおこっています。国からの指導により、私大が例年よりも受け
入れ枠を大幅に減らしています。
高校側にもお達しがなく、もちろん予備校にも連絡なく突然の方針変
更。その影響を受けているのは受験生たち。国公立の押さえで受ける
私大が受からない。昨年の合格最低点より30点高い得点取っても受
からない。A判定で、試験の手応えがあっても受かってない。現時点で、
滑り止めさえ確保できていない生徒が多数。
この現象には、高校、大手予備校共に進路指導現場は困惑しています。
はっきりした数字はわかりませんが、関関同立で、昨年より1000人
は、合格者を減らしているらしい。当然、他私大も同じなので、一般入試
の門は、かなりかなり狭き門。ある大学の二次倍率25倍。ありえません。
追い打ちをかけるように、日本のトップ私大である2校。AO含む推薦
入試で、合格者の7割を確保する方針を発表。一般入試枠は3割。現役
生だけでなく、浪人生には厳しすぎる変更です。また、現受験生でない
高校生たちも、学校の評定をしっかり取らないと、一般で取り返すのは
厳しくなります。
全体像的には入試改革には賛成の私。ですが、今年いきなり、このよう
な事態になるとは…。荒波をもろに受けてしまった受験生たちへ。今は、
嘆いても仕方ない。できる事にベストを尽くして、幸運の女神を引き寄
せてください。とにかくベストを尽くそう!