(砂漠にメイドインジャパン、トヨタのランクル圧巻でした)

 

皆様こんにちは、山中でございます。こと最近、生徒たちに伝えるお話として、「グローバル化の時代、日本人じゃない人と仕事をする時代が君たちの時代だよ。」東京は例外として、西宮のような地方都市に住んでいると、まだピンと来ないお話ですね。

 

さて、今回訪れたドバイ。到着後、すぐにある方を訪ねました。ドバイで弁当屋というレストラン他、スーパーマーケットを営む日本人、谷内さん。ドバイの経済事情と教育事情を聴かせてほしい。という私の願いから、ご紹介いただきました。

 

谷内様自身は元、大手ホテルの料理人。世界中を回られていたそうですが、ドバイで起業。奥様は、元文部科学省の方。仕事で訪れたドバイで谷内様と出会い結婚。私の息子たちと同じ年齢の息子さんがおり、ドバイでの子育ての様子なども、詳しく教えていただけました。

 

意外だったのは、純潔のUAE人は人口全体の20%。80%が外国からの人たち。インド、パキスタン、バングラデッシュ、フィリピン等からの人たちが働き、ヨーロッパの人たちが観光にやってくる。お土産物などの商人は、イラン系の方が多かったです。なので、日常のコミュニケーションは英語がメイン。

 

所得税などが無税であるのは、全ての人たちへ与えられるメリット。それ以外に、純潔のUAE人には教育費が無料他、30歳になった男性には、王様から家がプレゼントされます。しかも、世界中のセレブが憧れる場所の豪華な家。いつかはマイホーム。等と、貯金をする必要はありませんし、学資保険を積み立てることもありません。そこは良い国ですね。(笑)

 

ただ外国から来てる人たちは、子どもをインターナショナルスクールへ行かせるそうです。谷内さんのご子息もインターナショナルスクールから、現在はイタリアの大学へ進学。教育内容について質問すると、「自由過ぎるので、日本の教育が良いですね。」と、奥様談。お子様が小学生の頃、一時帰国した際、日本の小学校へ通った時、みんなで掃除をする日本の当たり前に、お子様がビックリしたと話してくださいました。

 

豊かな国なので、治安は良いです。が、現地でお願いしたガイドさんに、「石油施設を見たい!」と、言うと、「それは行けません!」と、あっさり断られてしまいました。帰国後、隣国サウジで起こった石油施設へのテロ。そんなことも起きるので、仕方ないですね。

 

2021年には万博が開催されるドバイ。もし、訪れる機会があれば、谷内さんの弁当屋というレストラン。訪れてみてください。この旅の中で、一番美味しい食事でした。