(エルサレム旧市街の周囲を歩く 前を歩くのが長男とガイドさん)

 

皆様こんにちは、山中でございます。スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋。等と言われておりますが、暦の上では秋の筈? なのに、まだまだ暑いですね。皆様、運動してますか?今日は、ラグビーワールドカップの日本戦があります。大人の方はビール片手に応援。お茶の間に集いましょう。

 

さて、冒頭でスポーツの秋などと書きましたが、私、日頃、全くと言ってよいほどに運動をしません。移動はマイカー。今はポピュラーになったジム通い。ですが、「なんで、あんな苦しいことをお金払ってやるのかわからん!」等と、屁理屈をこね、行ったことがありません。でしたが、そろそろ筋力の低下を感じる昨今。なにか始めようかと考えるように。

 

そんな折、訪れたイスタンブール。メティンさんというトルコ人のガイドさん。熱心なイスラム教徒。日本大好き。超がつくほど真面目な方。ほんでもって凄く優しく良い人。限られた時間の中で、私たち親子にトルコの素晴らしさを伝えたい。そう思ってくれたのでしょうね。車で楽々観光をイメージしていた私にとって、厳しい修行の旅となったのです。

 

初日、夕方くらいに到着した私たち。そこから約10キロ歩きました。二日目、朝7時30分から22時まで、約15キロ。さすがに疲労困憊。メティンさんに、「乗り物増やして!」と、お願い。船や電車、タクシーも乗りながら、最終日12キロ。まだまだやる気満々のメティンさんに、「明日朝、出発なので、今日は早めに休みたい。」なんとか19時ころにホテルへ。イスタンブール滞在の3日間で約40キロを走破。さすがに野球で鍛えた長男もグッタリ。(笑)

 

 

 

翌日、最終目的地であるイスラエルへ移動。経験したことがないくらい厳しい出国手続きと入国手続き。空港だけでクタクタ。怪しいタクシー運転手のキャッチに乗ってエルサレムまで約1時間。こちらも夕方宿へ到着。ここで待ち構えてくれていた、ガイドの朋子さんと合流。シュタイン朋子さんは、ユダヤ人と結婚し、イスラエルで暮らす私と同世代くらいの方。

 

メティンさんの熱心さから解放されて安堵の私たち親子でしたが、この朋子さん。メティンさん以上のスパルタガイド。後日、他の方から聞きましたが、お歳よりも気にせず、早足で歩かせるので、会社にクレームが来るとか。(笑) そんな方なので、イスラエル初日、二日目はご想像のとおり。急なアップダウンの道を、トータル30キロは歩きました。(笑) 53歳の私。20歳の長男。素晴らしい遺跡、芸術作。でしたが、集中して話を聞ける余裕なし。(笑)

 

そんな熱意溢れる(笑)ガイドさんたちのお陰で、短期滞在で、本当にたくさんの場所や人に触れることができました。旅が終わり、ふり返ってみると有意義な時間。ドバイで歩いた距離。空港で歩いた距離。合わせると、9日間でフルマラソン2回分は歩いたことに。これを機に自信を付けた私。スポーツの秋にあたり、身体を動かそうかと思っています。もし、トルコ、イスラエル行かれる時は、ガイドさん紹介させていただきますね。もちろん、メティンさんと朋子さんを。