(日本人の心 富士山 先日乗った飛行機から)
皆様こんにちは、山中でございます。報道によりますと、いよいよ非常事態宣言が発令されそうです。生まれて初めて経験する国家の一大事。否、世界の一大事です。国民として、人類として、なにが出来るか。なにをしてはならないか。国民一人一人が真剣に考えなければなりませんね。
さて、ほぼ非常事態宣言が出されることが確実となりました。発令を前に、多くのサービス業が自主的に営業を自粛。保証が約束されない中での英断。頭が下がります。店を閉めれば、売上は入って来ない。固定費は支払わなければなりません。他、観光業や交通機関。オリンピックへ向けた投資を進めていただけに、その打撃は深刻です。
昨日、東京都の小池都知事が、緊急事態発令時の東京都の対応について発表しておりました。その中で、学習塾にも自粛要請を出すとの事でした。これを受けて、正直ホッとしました。というのも、私どもの塾はどうするべきかを、ずっと考えていて、小池都知事の発表以前に、休校する方針を決定していたからです。
街の声を聞いていると、「子どもの勉強の遅れが心配です。」私どもの塾の保護者様も、「塾は開けてほしいです。」圧倒的多数の声。親御さんの心中を痛い程察しながらも、今回だけは対面授業は止めよう。それが、断腸の思いで非常事態宣言を発令するだろう政府へ、日本を愛する日本国民としての応えるべき義務である。そう考えました。
多くの国民が苦しんでいます。今後、時間と共に経済的な痛手は益々大きくなるでしょう。そこは後で考えるとして、今は、コロナの拡散を止める事。これが最優先です。自分だけ良ければいい。そんな考えが通用しない有事。皆が協力して出来る事をやる。助け合う、分け合う。日本国民が遺伝子的に受け継いできた魂。この騒ぎで、思い出してくれる人が増えるといいですね。
学校は休校となり、塾も対面授業はできません。ですが、教育の学びの機会は失わせてはなりません。塾生の皆様には、今できる最良のサービスを提供させていただきます。また、こんな時だからこそ、私たちになにができるか?皆で考えました。塾生という垣根を越えて、お役に立てること。早急に始めたいと思っています。
いつもであれば、入学式に始業式。普通に学校がスタートして、授業が始まる。出来る限り、いつものペースで生活ができるように。こんな時こそ、恩返し。できるかわかりませんが、気持ちから全力で取り組ませていただきます。
2020年のお正月。誰がこんな事態を想定したでしょうか。日本においてはオリンピックを控え、航空会社も投資を積極的に行い、今期予測は堅調に推移。それが、つい2か月も経たないうちに、存続の危機を迎える事態。従業員も仕事ができないのです。
繰り返しで恐縮ですが、自分はセーフではダメなのです。国民がワンチームとなり、日本から世界へのV字回復へ挑戦して行きましょう。生徒諸君は、必死で学んでくださいね。大人たちは、皆が安心して勉強やスポーツに励めるように、この非常事態に向き合います。起きた事は変えられない。変えることができるのは未来だけ。
私どもの理念。『人が元気で活力ある社会を次世代へ継承する』そのために今。やる気しかありません。(笑)
大人の皆さま、今こそ背中を見せましょう。変えられるのは未来だけですよ。