皆様こんにちは、山中でございます。コロナの影響により、社会の生活スタイルも激変。そんな中、大雨による甚大な被害。なかなか心が晴れない日常ですが、ようやくひまわりが咲きました。福島から届けられた種から咲いたひまわり。多くの人に元気を届けられるといいな~。そんな心境です。

 

さて、今日はひまわりの花の開花から、私が感じた心境。コロナで世間が暗い雰囲気の中、地域の人たちを元気付けられれば!の思いから、柄にもなく種子をまいたのが5月2日。迷惑なのが、私の思いつきに振り回されたスタッフさん。出張が多い私の留守中に枯らしてはならないと、水やり、植え替え、肥料やり。汗をかいてくれました。

 

ご協力くださった皆さんの努力もあり、本日念願の黄色いひまわりが咲きました。一念発起の種蒔きから約2ヶ月。いつか咲くだろうとは思っていましたが、反面、本当にこれで咲くだろうか?不安も大でした。(笑)

 

ひまわりに限らず、農作物も同じ。目的があり、種子を蒔きます。どんなものでも、種子を蒔いてすぐに収穫とはなりません。大きな実りを得ようとするなら、種子を蒔く前の土作り等から、手間と時間が必要となる。途中、雑草や害虫に動物による被害から作物を守り、時が来たときにようやく収穫を迎えることができる。近年は、科学的進歩のおかげで、効率化は進んでいますが、やはり実りを得るためには手間と時間が必要です。

 

そんなことを思いながら、ふと、「これって人間の成長も同じかな~?」そう思えました。少なくとも私の人生はそうでした。目的持ってスタートするも、すぐに目的を達成したことはありません。新しい挑戦等は、予定期日には間に合わない。何度も諦めを覚悟しながら、しかし、なんとか心立て直し、周りに助けていただき、気がついたら収穫を迎えていた。過去、例外なく同じパターン。才能がない人間です。(笑)

 

でも、なんとなく、これが自然の摂理なんだろうな~と感じました。作物だけでなく人の成長も。実るまでは手間と時間がかかる。しかし、人生は有限。人間は少しでも近道しようと努力する。それが文明の進化に繋がる。

 

齢50も半ばとなり思うこと。文明の進化により、望む結果を得られるまでに要するスピード。分野によっては格段に早くなりました。しかし、本当に大切な本質的な人としての実りを得ようとするならば、手間と時間はかかるもの。そのように考えたなら、本当に大切にしなければならないこと。とりあえず、対処療法で済ますこと。使い分けられると思います。

 

お子さまの教育も同じ。大きく実らせるには手間と時間が必要です。ひまわりから学んだ教訓でした。(笑)