皆様こんにちは、山中でございます。今日も我が家の長男は胃腸風邪により、
学校を欠席。明日から修学旅行の次男に伝染らないよう、家庭内隔離。少々、
不憫です。
さて突然ですが、皆様は什の掟をご存知ですか。じゅうの掟と読みます。江戸
時代、会津藩において、藩校へ入学前の六歳から九歳までの幼年者への躾教
育の規範となったものです。ベストセラー国家の品格でも紹介されています。
一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
一、嘘言(うそ)をいうことはなりませぬ
一、卑怯な振舞いをしてはなりませぬ
一、弱い者をいじめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人(おんなのひと)と言葉を交えてはなりませぬ
一、ならぬことはならぬものです
以上
中には時代と合わない物もございますが、私はこの掟に共感です。特に、ならぬ
ことはならぬものです。大好きなフレーズです。今の時代、子供たちへの教育に、
一番欠けている事ではないでしょうか。
就学前の幼い者たちにも「人として何が大切か」をはっきりと教え、会津人として
の魂を磨いていった什の掟。こんな時代だからこそ新鮮です。
ダメなものはダメなのです。