皆様こんにちは、山中でございます。年が明けると冬期講習も終盤。しばらくすると、中学受験と
センター試験が行われます。受験生には、いろいろな感情がこみ上げてくる時期。自分でコントロ
ールできること。コントロールできないこと。整理しながら、メンタルを調整してくださいね。
 さて、私が子供の頃と今。笑顔の常識というものが大きく変化しています。私は明治生まれの祖
父母と同居していたせいか、「男は軽々しく人前で歯を見せるな!」等と教えられ、また部活動でも
笑顔が出れば、「ヘラヘラ笑うな!集中せんか!」と、指導者から叱られた記憶がある。
 そんな文化が日本人に根付いていたからか分かりませんが、一時、オリンピックや国際試合に
おいて、実力を発揮できない時期が続きました。そして、結果を出す国や選手との違いからメンタ
ルトレーニングの重要性に気づきます。一流のアスリートにメンタルトレーニング。今の常識です。
 その中で、笑うことについての価値観が大きく変わりました。場の空気をよむことが重要ですが、
笑顔の効用は今さら解説の必要がないほどです。SBTでも教えていただいたように、脳は入力よ
りも出力。言葉よりも表情動作を信じるのです。それにより、体内に分泌されるホルモンにも変化が
起こるのです。
 今、受験生を見ていると、表情が硬い生徒が目立ちます。プレッシャーを感じているのでしょう。
だからこそ、笑顔に。休憩時に鏡の前で無理やりにでも笑顔をつくる。是非、やってみてほしいも
のです。前向きな言葉と笑顔。嘘でもいいからやってみる。今こそSBT。思い出してくださいね。