皆様こんにちは、山中でございます。社内研修行事が続き、久しぶりのブログ更新と
なります。休校の間、社員スタッフは大切なことを学びました。今の生活がどれほど恵
まれているか。全てが誰かのおかげである事。生徒たちとも共有してまいります。
 
さて今回の研修旅行。訪れたのは広島県と山口県。大和ミュージアム➡江田島海軍
歴史資料館➡宮島。翌日は、山口県の大津島というところにある回天記念館➡広島
原爆資料館。宮島を除けば、全てが平和がキーワードです。
 
多くの人たちが知っている歴史。特攻隊といえば、飛行機に爆弾を積み、飛行機ごと
敵艦に体当たり。命令が下され、飛行機に乗り込む時が祖国の大地とお別れの時。
一方、人間魚雷という兵器による特攻が行われていたことは、あまり知られていません。
 
市川海老蔵さんが主演した『出口のない海』という映画を観た人は、ご理解いただける
人間魚雷回天。的中率が悪い魚雷の精度を上げるために、魚雷に人間が乗り込み、敵
艦まで操縦。最後は敵艦に体当たり。戦争末期、そんな兵器が開発されたのです。
 
そして、飛行機による特攻同様、若い命が失われていきました。多くの遺筆に触れた弊
社スタッフ。嗚咽を漏らしながらの見学となりました。数多くの若者の尊い命が失われ、
その犠牲の上に今の平和があることを私たちは忘れてはなりません。
 
この平和。ずっとずっと、引き継いでいかないと!近隣国が日本海に向け、ミサイル実験
を繰り返す中、心新たに誓いを持てた旅となりました。戦争がどんなに悲惨か。各国の指
導者は皆、オバマさんのように原爆資料館を訪れてほしいものですね。