皆様こんにちは、山中でございます。いよいよ明後日から夏の甲子園
が開幕。予選を勝ち抜いた者たちの戦い。この夏、一度も負けなかっ
たチームの戦い。熱くなるのでしょうね。楽しみです。
 
さて、今日も出張中にあった、ほのぼの話。東京での仕事を終えて、
最終の飛行機に乗った私。いつも私は窓際ではなく、通路側を予約し
ます。C席が好きです。
 
いつものようにC席に座っていると、大きな荷物を抱えた親子が隣に
乗ってきました。中学1,2年生くらいの坊主頭の男の子とお母さん。
荷物の袋からディズニーランドからの帰り。
 
飛行中、私はいつものように読書。隣からは、旅行中の話に花を咲か
せようと、お母さんが息子に話しかけています。「あれ、何分待ちで
乗れてよかったね!」とか。それに対して息子さん、「あ~、うん。」
会話が弾みません。我が家の母息子を見てるようで吹き出しそうになり
ました。
 
伊丹空港着陸の際、通路側にいた私。自分のスーツケースを取るついで
に、隣の親子の大量の荷物も下してさしあげました。「ありがとうござ
います。」期待してるわけではないですが、いただくと嬉しいもの。
 
更に、通路でドアが開くのを待っていた私。通路に流れが出てきたので、
「お先にどうぞ!」と、奥の席で通路に出にくい親子に前をお譲りしま
した。すると、お母さんとはろくに口も聞かない坊主頭の男の子。「お先
にどうぞ!」と、はにかむ笑顔で私に応えてくれました。
 
お先にどうぞ!の譲り合い。日本の和ごころですね。私とお母さんのやり
取りから、自然に出たリアクション。日本もまだまだ捨てたもんじゃない
と、いい気持になれました。袖触れあうも他生の縁。ですよね。