(奥に見える橋が日本の協力により架けられた橋)

 

皆様こんにちは、山中でございます。世界の国を旅する時、面倒なのが現地の通貨への両替。今回の旅では、ドバイは1ディルハムが29円くらい。トルコリラは18円ほど。イスラエルの通貨はシェケル、約31円。中国元が最近多少値下がりして15円。流通量が多くない通貨だと、手数料が高いのでかなりの損。暗号通貨が当たり前になれば、この問題は解決しそうですね。まだ時間かかるかな?

 

さて、そんな中、イスタンブール空港にて1万円を両替。すると、たくさんのお札がもらえました。なんか得した気分でイスタンブール滞在のスタート。昔、「飛んでイスタンブール、恨まないのがルール♪」そんな歌がありましたね。若者は知らない筈。(笑)

 

子どもながら、歌謡曲で覚えたイスタンブール。なぜか憧れていた街。古くから栄えた都市です。ローマ帝国、東ローマ帝国、オスマン帝国の首都が置かれた場所。街ごと歴史的遺産。アジア大陸とヨーロッパ大陸を挟んでボスポラス海峡。キリスト教文化からイスラム文化へ。現在の人口は1507万人の巨大都市。

 

しかし、同じく巨大都市である東京と比べてみると、そこで暮らす人たちの自由度はかなり高く感じます。どこの文化にも流されず、独自の価値観で生活しているように感じました。三大帝国の首都が置かれた都市のプライドか。美しい海が近い故の大らかさからか。みんな自由気ままな感じ。(笑)

 

生活感を探ろうと、ガイドさんにリサーチする中で分かったこと。物価は安い。場所にもよりますが、ガイドしてくれたトルコ人の方が住んでる部屋は2万円くらい。1DK50平米。レストランやタクシーも安いです。ただ、一般的レストランにはお酒がありません。そこはイスラムの国。

 

どこまでトルコ人の大らかさを日本人が許容できるかは置いといて、歩きタバコがスタンダード。もちろんポイ捨て。タクシーはエアコン節約か?、窓全開。おまけにドライバーさんがタバコ吸っちゃう。(笑) 運転は荒く、そこら中でクラクション鳴りまくり。でも憎めない街イスタンブールです。

 

その理由の一つ。大の親日。商店街を歩けば、観光客に何かを売ろうと商人が声を掛けて来ます。「チャイナ?コリア?」多いのでしょうね。無視してると、最後に、「ジャパン?」と来ます。「イエ~ス!アイアム、ジャパニ~ズ!」と応えると、「お~ジャパン!」と笑顔になり、対応が一気にフレンドリーになりますよ。ありがたいくらいに、日本を好きでいてくれています。

 

歴史的な世界遺産等、観光も良いですが、住んでみるのも楽しい町です。ただし、自由とは言ってもイスラム教の社会。居酒屋でビール飲めないのは辛いかな。(笑)