(アイキャッチ、我が子がまだかわいかった頃。笑)
皆様こんにちは、山中でございます。いつもと違う生活様式とでも言うのでしょうか。新しいスタイル?の生活。気持ち的にすっきりしない日々が続いている。そんな生徒さんも多いでしょうね。こんな時こそ、やるべき事をしっかりと続ける。それがいつかに繋がる気がします。
さて、我が家の次男君。高校3年生です。大学受験に向けて、夏の計画を進めていく時期。長男の時はそうでした。野球の地方予選と受験勉強。両方を睨みながら、あれやこれやと相談してきていた長男。それが普通と思っていたのですが、次男君。ここへ来ても全く受験勉強する気配がありません。
そんな次男と、久しぶりに進路について話す時間がありました。「自分でなにかしたい!会社に勤めるのは向いてない。だから大学へ行きたいとも思わん。」お子様からこんなセリフを投げかけられたら、これをお読みの保護者様はどうお応えになりますか?(笑)
私も若い頃、経験があります。人と違う道を進みたい。そう話すと、私の周りにいた全ての大人が同じことを言いました。「だからおまえは甘いねん。世の中はそんなに甘くはないぞ!」と。次男の言葉に対して、反射的に口をついて出そうになった、「そんな甘くないぞ!」のセリフ。とっさに飲み込んだ私。冷静に次の言葉を探します。
「なにかって、具体的に考えてるの?」私の問いかけに、「配信の仕事を自分でやりたい。」次男君。その応えに、いろいろと考えて、「なにをやってもいい。おまえの人生やから、好きなことをやればいい。それが、誰かのためになることならば、尚更良し。せやけど、人間、一生のうち何回かは本気で勝負しなあかん時がある。そのひとつが受験勉強やと思う。それをスルーして行くなら、どこかで、もっと厳しい勝負がやって来ると思う。それを乗り切る覚悟があるなら、やりたいようにやりなさい。」
その後で、客観的事実として、大学卒業という資格。無いと苦労するだろう事柄を淡々と伝えておきました。
夜、帰宅した家内。昼間、父子の間で、そんなやり取りがあったとは知らず、次男に対して、「進路どうするの?学校でも話してるでしょ?」母の問いかけに対して次男君。「大学は行くわ。」隣で聞いていた私は無言で、「なぬ~?」でしたが、終始無言で聞いてないふり。(笑)
子どもなりにいろいろ考えて揺れ動く心中。察しながら、ドリームキラーにならないよう気をつけて、残り少ない子育てを楽しんで行きたいものです。そりゃそうと、次男君、「大学行くって、勉強しなあかんって、知ってる?」心の中の呟きです。