皆様こんにちは、山中でございます。早いものでもう師走。2月の末くらいからのコロナ禍に振り回され、当初は暖かくなれば収束するだろう。なんて楽観論もありましたが、未だ猛威を振るっています。先日、大けがをした次男。早めの手術が必要でしたが、受け入れ病院がすぐに見つからず。医療崩壊の危機を感じました。

 

さて、11月のある土曜日。海上自衛隊、最新鋭のイージス護衛艦である『まや』が神戸摩耶埠頭に入港。弊社のお手伝いをしてくださっている井上先生のご厚意で、なんと最新イージス艦『まや』に乗艦させていただきました。井上先生は退役しましたが、元海上自衛隊のパイロット。退役前は広報のお仕事をされてました。豪華キャストが揃った、『空母いぶき』という映画。裏方として井上先生がご尽力なされたそうです。

 

他国からの弾道ミサイルの脅威。国会でも論じられ、海上の国境では毎日せめぎ合い。日本側で対応くださる海上保安官の皆さん。本当に神経をすり減らしながらの対応をされています。挑発行動への対応。ひとつ間違えれば、軍隊が出動。戦争に突入してしまいます。

 

そんな隙に乗じて、虎視眈々と何かを企む国もあるでしょう。先日の報道ではロシアが中距離弾道ミサイルを択捉島に配備したとか。北海道のすぐ近くです。厳密に言うと日本の領土に。一般人の私たちにはどうすることもできませんが、そうした他国の動きなど。平和に慣れてしまった日本人の方へ、少しは興味を持ってほしい。

 

少し前に立ち消えになったイージスアショア。地上から日本に迫って来る弾道ミサイルを迎撃するための装備です。本日朝刊によると、イージスアショアが担うべきだった役割。日本が保有する8隻のイージス艦が担うそうです。その中でも、最新の装備を身に着けた『まや』への乗艦が民間人に許される。日本の自衛隊は国民の近くに存在してくれてます。

 

摩耶埠頭に入港後、乗組員はしばし休暇。制服から私服へと着替えて神戸の街へでかけて行きました。頂いたパンフレットによると乗員300名。多くが若い人たちです。女性も数多く見かけました。船を降りた自衛官。みんな普通の若者です。休暇に美味しいものを食べに出かける表情を見て感じた事。

 

こんな普通の若者たちによって日本は守られている。日本の国土に1発のミサイルも落とさせないように。海上では日々厳しい訓練をしている若者に。この若者たちにも親や家族がいる。大切な人がいる。危険な目には遭いたくない。これが本音だろうと思う。しかし、誰かが担わなければならない国防。徴兵制がない我が国を守るため、自ら自衛官の道に進んだ若者たちに敬意を表します。街にでかける若者たちの後ろ姿に、「いつもありがとう。」心の中で呟きました。

 

先日、大学3年生の長男から進路の相談を受けました。「外交官ってどう思う?」

どうやら外交官に興味がある様子。理由を聞くと、「どんな国同士の紛争も、戦争になる前に協議や交渉をするやろ。それを担うのが外交官。外交官となって、戦争を起こさないための役割を担いたい。」

どこまで本気か分かりませんが、少し感動しました。(笑)

 

外交と防衛。バランスよく国防に当たってほしい。切なる思いです。そのために、私たち民間人は経済を支えなければなりません。最近は経済力が国力。コロナ後の復活へ向けて。日本ガンバレ!